ここまでお読みくださいました皆様、ありがとうございました。
私の障がいや、配慮をお願いしたい事項につきまして、お分かりいただけましたでしょうか?
「私の障がい」ページをご覧になった方は、抱えている障がいや特性が多く、「業務に支障が出ないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん不便なことが多く、行動の不器用さから業務を失敗し、ご迷惑をお掛けしまうこともあります。
このように、私を一言で表現すると「弱い」人です(笑)
どうして(笑)なのかはもう少し読んでいただくと分かります。
就活の難航から将来が不安でたまらず、大学卒業後「社会に出ることが怖い」とまで思い詰めて鬱状態となり、精神科を受診したことが、社交不安障がいが分かったきっかけです。
通院をしながら、「社会に出る準備を自分のペースで地道にやろう」と思い立っていた時、弊社の就労移行支援事業所Blue Oceanの利用を始めました。5ヶ月の利用期間を経てスタッフの方からお声掛けいただき、勤務をスタートさせました。
これまでの私は、自身の弱みばかり目について、「どうしてこんな小さなことで悩んで、小さなことが気になって行動できないのかな?」「こんな自分、大丈夫かな…?」と、弱みを「ダメなこと」「治す(克服する)べきもの」という具合に、ネガティブなこととして捉えてきました。
しかし今は考え方が変わって、「弱みも含めて自分らしい」と思えるようになってきました。
私は「脳性麻痺」という先天性の障がいで、物心が付いた時にはもう「歩けない」状態だったので、「車椅子に乗っていない歩ける自分」を想像できないんです(笑)
「この身体・気質・特性でも」というと語弊があるかもしれませんが、弱みは弱みとして受け入れて、できることを楽しんで、明るく生きていきたいと思います。
その方が、「変わらない弱みを嘆くよりも毎日を楽しく生きられそう」と考えるようになってきました。
まだまだ経験が少なく未熟な私ですが、障がい当事者だからこそ、弱みを持っているからこそ、人の悩みに寄り添いたいという強い想いを持っています。
もちろん今でも不安を感じることはありますが、段々と「ポジティブな考え」に変わってきました。
私にできることに精一杯取り組み、人の役に立つことができるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
改めて、サイトへのご訪問誠にありがとうございました。