長時間座位による坐骨神経痛
対策
- ベッドに横になって身体全体を伸ばす(休憩時間や勤務終了後の空いた時間)
→痛みが強いときは湿布を貼ったりマッサージをしてもらったりする


- 1時間あたり1~2分程度、「机の面」「ベッドの手すり」を利用してつかまり立ちを行う
- 車椅子に座ったままできるストレッチを行う
(足を手で持ち上げ、お尻や太ももの裏がクッションにずっと触れた状態となるのを避ける)


効果
これまでは座って作業を行うこともままならず、生活に支障をきたすこともあった。
しかし現在は、痛みを感じるものの自分自身でコントロールできるようになり、長時間のデスクワークに対する不安が解消しつつある。
さらに自信をつけていくために、少しずつ勤務時間を伸ばしていただいている。
場面緘黙・吃音(社交不安障がいに起因するもの)
対策
- 私は特に、「頭の中で即座に文章を考えて話すこと」が苦手であるため、「自分からかける電話」や「会議での進捗報告」など準備が可能な物事に関しては、話すことを大まかにメモをした上で臨むようにする。
- 対面での発表・会議など緊張が強まることが見込まれる場面では、頓服として抗不安薬を服用したり、発表直前にのど飴をなめる、深呼吸するなどの対策を取ったうえで臨む。
- たとえ、どもって完璧に話せなかったとしても、「要点が伝わればOK」という風に発想を変える。
効果
慣れないうちはやはり緊張が大きかったが、上記の対策を講じるようになってからは、「過度な行き過ぎた緊張状態」になることは減ってきた。
自分の中では、「もしかして伝わっていないんじゃ…失敗した…」と思っても、終わってみればきちんと伝わっていることも少なくないため、そのことも自信に繋がっている。
不安・焦燥感(社交不安障がいに起因するもの)
対策
- 定期的な診察・カウンセリングの受診
- 抗うつ薬(頓服として抗不安薬)の服用
- 不安・焦りが大きくなったら深呼吸して
呼吸や身体の緊張を整えることを意識する


効果
- 上手く行かない物事や、急な予定変更などがあっても大きく焦ることは少なくなり、原因や対処法を冷静に考えられるようになってきた
- 切り替えが速くなり、過去の失敗やトラウマを引きずることが減ってきた
↓
気分の波が緩やか/穏やかになり、周囲に明るく振る舞える日が増えた


感覚過敏
対策
視覚
- カラーレンズ入り眼鏡・ブルーライトカットメガネの着用
(左右で大きな視力差があるため度を入れている) - ダークモード・ブルーライトカットモードの使用 ← 「白背景に黒文字」の状態を特に眩しく感じる
(iOS:ダークモード・Night Shift Windows:設定「色選択」ダーク・夜間モード)
※本サイトに関しても、目に負担が来ない色味を意識して作っている - カーテンを閉める
- 照明を暖色かつ暗めに設定する

カラーはブルー、濃度25%

眩しい…

カット率40%

目への刺激が抑えられるため、こちらを常に使用。
聴覚
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホンの使用
→騒音が気になる時・集中したいとき・普段のZoom会議時に使用。 - PC・スマートフォン・タブレットなどの音量を(業務に支障が出ない程度に)下げる
- 仕事中は基本扉を閉める
→家族にはこのことを理解してもらい、部屋に入る時には
かなり小さめのノックをしてもらう
(微かな音や振動であっても気づくことができるので)

効果
- 身体的・精神的な疲れの軽減
(特に眼精疲労) - 物理的・急な刺激に対する予期不安(「次また大きな音が鳴ってびっくりするのではないか」という具合に、自分に対して起こる良くないことを想像して不安になってしまう状態)が減ったことで、刺激のことはあまり考えずに業務に集中できるようになってきた。

複数の物事の同時進行・把握・整理
対策
- タスクの増加を感じ始めたら、スマートフォンアプリを活用して整理を行う
- 一つの物事が終わったら深呼吸をする。
終わった際には連絡を入れ、抜け漏れが無いか確認をいただく。
OKをいただけたら次の作業に取り掛かる。 - 複数タスクがある際、過度に同時に進めようとしない
(途中で別の作業に取り組み出すと、それぞれの進捗が中途半端になるだけでなく、納期が迫った案件を疎かにしてしまう可能性がある)

「Google To Do」
効果
タスクが増えることに対する焦燥感・不安が和らいできた。
以前は「どれから手を付けていこう…」と頭の中でパニックを起こして中々行動に移せないことが多かった。
しかし現在は一旦冷静になって、「一つ一つ取り掛かっていけば大丈夫だ。何とかなるものだ」という風に考えられるようになってきた。

強迫性障がい(の傾向)
対策
- 「ビジネス上必要な配慮」にも明記したように、長いオンライン会議の際には録画をお願いし、話に集中する。
内容については会議終了後に録画を見直して、必要に応じてWordやExcelに内容をまとめていく。 - 対面の際には、ボイスレコーダーやスマートフォンのボイスメモ機能を活用して録音を行うか、メモを取る時間をいただくようにお願いする。
- 無理に会話の全てを聞き取ろうとせずに、話の要点だけを上手く聞き取れるようにする
(情報の取捨選択の練習) - 「以外と情報把握はできているんだ」という自覚を持つ
(「実際は自分が考えているほど抜け漏れは起きていないんだ」という風に前向きに捉える)


効果
- 「大切なことを聞き逃してしまったら…」という会議中にずっとある頭の中の不安を感じずに済むようになった
- 以前はメモに夢中で発言ができていないことも多々あったが、今は録画をしている安心感から発言の機会が増えてきた。
